僕はムコ養子(7)
背負った家柄の大きさゆえに、ドラマチックな「駆け落ち復活愛」を成し遂げた竜神香織と虎丸貴之の義姉夫妻。
間に立たされた我らがムコ養子・良彦くんも、一世一代の大決断、「サラリーマンだって社長になれる」と、竜神家再興のために起業を決意。
しかも業種は「漬物屋」だなんて、大丈夫!? ……かわいい妻と、帝王学を修めた巨大グループ元・総裁の虎丸を右腕に、ちょっと頼りないムコ養子の復活冒険劇、ここに始まる!没落セレブの再興を賭けた入りムコ大奮闘劇、ベンチャー篇! ――サラリーマンの安定を捨て、良彦が巨大グループ元・総裁の義兄とともに始めたセレクト漬物屋・竜神商会。
その入社面接に「おカネはあるけど嫌味も頭脳も超一流」の犬猿の仲、いとこの竜神淳が現れて、竜神商会は一触即発! ハラに一物も二物もありそうなこのいとこの働きぶりとは? 勘当されたはずの義姉まで「自称・秘書」を名乗り、会社をかき回しはじめてもう大変!入りムコ・良彦が起業した漬物屋「竜神商会」は軌道に乗って、没落セレブの竜神家再興という大目標も、絵空事ではなくなってきた。
社長の良彦は事業を拡大するべく、竜神商会の株を売却し、その利益を元手に新事業を立ち上げようと思い立つ。
手に汗握る、その株の売却先とは? そしてお人好しなムコ殿らしい、その利益の「使い道」とはなんなのか!? ――良彦のひらめきと商才に、新たな出会いと別れに、驚きっぱなしの急展開!おムコの鑑(かがみ)の竜神良彦、没落セレブの再興を賭した、ラブと笑いの完結篇! ――セレクト漬物屋となったベンチャー企業「竜神商会」を売却してから紆余曲折、オリジナルTシャツ屋に鞍替えをして、裸一貫、再起の道へ。
新事業も軌道に乗りはじめ、頼りなかった「おムコ」も今では立派な「当主」として信頼されるように。
そんな良彦に訪れた最後の大博打(おおばくち)。
あきらめたはずの旧・竜神邸を買い戻すチャンスだって? しかも売り値は……12億!?下町・葛飾の名門、花見家。
代々女系が続く花見家では、女性が圧倒的に力を持っている。
その花見家に、男性陣待望の男児が誕生。
幼い頃から剣道に励み、スポーツ万能、学業優秀の万太郎だ。
女性優位の花見家で育ったせいか、大の女嫌い! 万太郎の熱い青春が今始まる!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60016625