青狼記(2)
人質として奉金(ほうきん)から楽天(らくてん)にやって来た軍師・楊春申(ようしゅんしん)。
荘趙浚(そうちょうしゅん)は彼に敬服し、師とあおぐことに――。
だが、それを快く思わない楽天の文官の長・覇先(はせん)は、思いもかけない陰謀を企んでいた。
帝から賜った軍人の最高の栄誉「金糸紅衣」が、趙浚を過酷な戦場に赴かせる!陰謀により辺境の監視所に赴いた趙浚は、全滅した警備隊を発見する。
敵国・華漢(かかん)の間者隊を指揮するのは、父の旧敵・史亜夫(しあふ)だった! 超絶の豪剣を振るう史亜夫との、最後の血戦が近づく――!!宿敵を倒し、都に帰還した趙浚に、新たな試練が待ち受けていた。
愛する鈴麗(りんれい)のため、病に伏した帝のため、親友・呉大併とともに、不老長寿の秘薬「石龍の角」を求めて、蛮族の地・銀頭峰(ぎんとうほう)に向かう――!秘薬「石龍の角」を求めて旅立った趙浚と呉大併の前に、石の都の蛮族が立ち塞がる。
蛮地の大帝が二人に与えたのは、死ぬまで闘い続けねばならぬ究極の「死合い」死闘戯(しとうぎ)の試練だった――。
石の都の大帝・呉楼薫の必殺技「龍風波(しゅうふうは)」を破った趙浚は、ついに銀頭峰(ぎんとうほう)に眠る「石龍の角」を手に入れる。
だが、一路故郷を目指す趙浚を、陰謀家・覇先の放った新たなる刺客が待ち構えていた――。
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