金谷上人行状記ある奇僧の半生

幕末、近江に生まれた金谷は、11歳で預けられた寺を出奔して以降、半生を波瀾万丈、天衣無縫、滑稽百出の放浪の旅に過ごした。
奇想天外で天真爛漫な『金谷上人御一代記』の楽しい現代語訳。
中世トルコの奇知縦横のナスレッディン・ホジャは、イスラム文化圏の多くの笑話の主人公になっている。
庶民的英知の持ち主としてもてはやされ、その実在に異説もある“トルコ版一休さん”の、故態をとどめる500余話。
幕末、越中の長者丸は、三陸、唐仁の港から出港して江戸へ向かう途中に遭難、ハワイに漂着する。
そののち、オホーツク海をへてロシア艦によって帰還するまでの異国の体験と、漂流の苦難の記録。
大正6年(1917)、寺内正毅内閣の私設公使と称して、段祺瑞との間に1億4500万円の借款を結んだ西原亀三。
国際的な問題となった「西原借款」の裏面を明らかにする、波瀾にみちた生涯の記録。
貧窮と障害から身を起こし、トルコからテヘランをへて、ボハラ、サマルカンドへと大旅行をしたハンガリー出身の東洋学の鬼才の自伝。
托鉢僧に身をやつした旅は、苦難にみち生命の危険におびえる惨憺たるものだった。
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